インタビュー

新連載!月刊ダベり場 Vol.01 早乙女サラン×獅龍仁

今月から始まった新企画「ダベり場」!毎月、人気&話題のホスト2名がグループの垣根をとって対談!

ダベり場とは?
ホストとなる人物が、今気になっている人(喋ったことがない人でもOK!)をゲストに呼んで対談するというもの。その回に呼ばれたゲストは次号はホストとなって新たなゲストと対談を行います。お店はもちろん、グループも関係なし!

 

髪・筋肉ゴリゴリと
イカツイ兄ちゃん!

ーお二人の初対面は?
獅龍仁(以下仁)●ホスホスのゼングラ企画だよね?
早乙女サラン(以下サラン)●確か去年の夏の大島での撮影。海の船着場が初対面だったね
ーお互いの第一印象は?
仁●会うまでは白髪&筋肉ゴリゴリのイメージだったけど、実際に会って思ったのは化粧系男子の中で1番カッコイイなって。さらに話しているうちに「あ、この人はそこらへんのホストとは違うな」と思った
サラン●俺は正直イカツイ兄ちゃん!って思ってた。でも移動中の席が隣同士でスゴいフランクに話しかけてくれたから、見た目とのギャップがスゴイなって。ほんとに俺は人見知りで、これまでも同業さんとの付き合いがないタイプなんだけど、仁君は一緒にいてラクだったな
仁●話が合うかなぁなんて少し心配してたけど、話してみてすごく刺激になった。でもサランくんは結構誤解されやすいでしょ?「うぇ~い」みたいなのやる?絶対やらんそう(笑)
サラン●さすがに「うぇ~い」はしないかな(笑)
仁●実際、サランくんってテンションあがることあるん?
サラン●いまテンションアガってますよ、俺
(全員爆笑)

ー実は今日の対談前にMr.のキャストさんにサランさんのイメージを聞いてみたんですが、怒ってるのを見たことがないくらい穏やかな人って言ってました
仁●俺的には上司にいて欲しくない(笑)。だって1番怖いよ静かなタイプって。何考えてるかわからんもん
サラン●俺は怒ることはないよ。こうしたほうが良いよっていう指導はするけど
仁●でもさこっちが熱量あげてアドバイスしても、今の子たちは次の日には忘れてるんだよね(笑)
サラン●この前、ご飯に連れて行ってしっかり話をして、さらに帰りには次の日の朝ごはんも買ってあげたんだけど、翌日遅刻してきたときは「なるほど~」って思ったな
仁●ヤッバ!(笑)

暗黒の新人時代
キャリアスタートは福岡

ー今やそれぞれのお店で代表取締役の2人だけど、キャリアは何年目?
仁●福岡の中洲でホストを始めて来年で10年目
サラン●一緒!俺も福岡で、24歳になる2ヶ月前に歌舞伎町に来たんだけど、向こうでは会わなかったね
仁●俺、向こうではチンカスだったけん全く売れんかった(笑)
(お互いの当時の店について情報交換)
サラン●懐かしい!今の福岡ホストたちはわからないかもね(笑)
ーそもそも歌舞伎町と九州ホストの違いって?
仁●育ってきた環境
サラン●拷問だった(笑)
サラン●いま考えるとよく辞めなかったなって思う。キツかった…(遠い目)
仁●瓶で頭割られるのを見たことあるしな。それをやられんために頑張るみたいな変なモチベーションやった(笑)
サラン●そうそうそう!やられてる人を見て「こうはならないように、自分が潰れないようにしよう」って思ってた

ー当時の経験は活かされてる?
仁●縦社会とか一度言ったことはやり通すっていう点かな。まぁ、これはヤンキー社会で学んだことなんだけどね(笑)
サラン●忍耐力以外はあんまり(笑)
仁●でも来た当初は歌舞伎町は甘いってちょっとだけ思った(笑)。しかし今の子はヤバイ!デコピンしたら辞めそうやん。あと「頑張りました!」のレベルが低くない?
サラン●まぁ時代だよ。時代(笑)
ー当時の新人の扱いは今と比べるとかなりひどかった?
サラン●今って体験入店すると「お店の良い部分を見てもらおう」と店側が頑張ると思うんだけど、10年前は誰にも話しかけられないし、入るなら入れよって感じで。ホストの人数も多くて困ってなかったんだと思うけど
仁●1つのお店で40人はおったもんな
サラン●で、小計20万くらいでやっと先輩と絡める感じ。テーブルでの初絡みが当たり前
仁●ロックとか当たり前によくやらされてたな。ルイをボトルで一気させられて、飲みきったらもう1本なって。気づいたら両手両足に点滴刺さってた
サラン●福岡のときはとにかく飲んで当たり前。でも今は飲まない!
仁●そのスタンス真似しとけば良かった(笑)

代表である自分と
プレイヤーである自分の葛藤

ー仁君はナンバー抜けてるけど、正直な感想は?
仁●とにかく寂しい
サラン●それ蘭社長も言ってた!ナンバーを競えないのがちょっと寂しいって
仁●ナンバーが競えないのもそうだけど、どんなに売上を上げても「代表だから」の一言なんだよね。代表だから、出来て当たり前っていうのは頭ではわかるんだけど、同じホストとして見てもらえないっていうのが少し寂しい。サランくんは抜ける気なの?
サラン●抜けたい気はあるんだけど、やっぱりいろんな人に寂しいって聞くから
仁●最初は代表8、プレイヤー2の割合でやろうと思ったけど無理を感じたからナンバーを抜けたんだけど、ナンバーじゃないと楽しくねぇ(笑)。自分が光る(目立つ)必要がなくなってしまって、ほどほどにやろうって自然とブレーキが…
サラン●どっちの方がいいと思う?
仁●どっちとも言えないな(笑)。ただ俺はナンバーをあがったときに、プレイヤーに対する思いがすぅーっとなくなってん
サラン●実はそこまでプレイヤーの自分というものにこだわりはないんだよね(笑)
仁●これからどうしたいかじゃない?ただ、プレイヤーと代表は給与システムが違うから年収は下がってしまうかも(笑)。実際俺は引くほど下がったけん(笑)
サラン●そうなのか~
仁●お客さんって代表と飲むには“お金を使わないといけない”っていうイメージを持っている子が多いから、なかなか来てくれなくなったりとか。サラン君は代表になって変わったことある?
サラン●プレイヤー時代は、周囲とあんまり関わりを持たずにやっていたんだよね。それが真逆になって、ちょっと疲れちゃうときはあるかな(笑)。でも代表としては新人だから、学ぶ楽しさも感じてるよ
仁●俺はめっちゃ絡むタイプだから、もし一緒に働いたら俺のこと嫌いになりそう(笑)
サラン●ないよ!俺嫌いな人絶対に作らないもん。変な悟りに入っちゃうから
仁●それはそれで困るわ(笑)。明日からMr.でプレイヤーとして働かせてもらおうかな(笑)
サラン●それはマジで来て欲しい(笑)
仁●逆にサラン君がウチにきたら、みんなめっちゃペコペコやけん。神的存在っていうのか?そっちの目で見られそう
サラン●ウチでもサランさんってご飯食べるんですか?とかそういう変な質問ばっかりされる。同じ人間なので食べるけど(笑)
仁●普通に食うやろ(笑)!でもサラン君はホストの中でも異質な存在なのは確かやと思う。こういう人が同じ店におったら俺はめちゃくちゃ楽しくなるやろうけど。それこそナンバー争いをしてみたい(笑)。天使と悪魔みたいなコンセプトでサイトのバナーとか作っちゃってさ。マジでやりてーなー(笑)。
サラン●それは面白そう!
仁●そしたら「うぇ~い」も見られるかな?
サラン●それはないかな(笑)

Mr.
早乙女 サラン (右)
圧倒的なカリスマ性で元々人気のあるホストがさらに支持率上昇!ホストが憧れるホストはTV「ソノサキ」での倹約ぶりでさらに好感度が加速。もう止められません
Drop
獅龍仁(左)
男というよりも漢。熱い気持ちが溢れまくる九州男子は売り上げ&実力は歌舞伎でもトップクラス。インタビュー企画になると平均で3時間は語る。彼も止められません