企画

成功者に聞くブランディング術

他の追撃を許さない絶対王者
しぶなつ
(渋谷奈槻)
FUYUTSUKI -PARTY-

自分のスキルに見合ったブランディング以外は意味がない

ブランディングは自分のスキルが追いついてないと発信しても意味のないものだと思っています。今の自分自身とかけ離れた理想的な自分を作り上げて発信しても、自身が追いついていなければ何にも意味がないですよね。例えばしまむらがヴィトンのブランディングをかけたところで客が増えるとは思えません。

〝庶民的〟というコンセプトの基で様々な戦略を駆使して顧客を掴んでいると思うんです。ホストも一緒で、今の自分にあったやり方、もしくは自分より少し上の位置を狙ったブランディングでないと、巻き取りが難しくなるだけ。

そして、どの世界でもそうですが、1番大事なのは結果なんです。結果があるからこそ、発信したものに信用性が生まれ広がっていくもの。だからこそ、なんの実績のない時にやっても響かないと思っています。

新しい何かを常に発信してると思われがちですが、僕がやっていることって実は99%真似なんです。そもそも自分で思いつくことなんてたかが知れています。だったら、その道で情熱を持っている人から学んだ方が早いですから。

ただ、全てをパクるのでなく「ホストだったらこうなる」といった転換は常にするようにしていて、置き換える事で新しいモノが生まれ、それがオリジナルとなっていくものだと思っています。残りの1%だけ自分であればいいんじゃないかな(笑)